美濃和紙とは

美濃和紙は、岐阜県美濃市を中心に1300年以上
受け継がれてきた、日本を代表する伝統的な和紙です。
やわらかな風合いと美しい透け感、
薄くても丈夫な品質が特徴で、
古くから障子紙や表具用紙、岐阜提灯、
岐阜和傘などに使われてきました。


現在では、便箋や一筆箋、ぽち袋、御朱印帳、
インテリア、ギフトなど、暮らしの中で楽しめる
和紙雑貨や和紙文具としても親しまれています。

1300年以上受け継がれる美濃和紙の歴史

美濃和紙の歴史は、奈良時代の
天平9年(737年)頃までさかのぼります。
「正倉院文書」の戸籍用紙として美濃和紙が
使われていたことが記されており、古くから
質の高い和紙の産地として知られてきました


美濃の地は、和紙の原料となる
楮(こうぞ)・三椏(みつまた)・雁皮(がんぴ)
が育ちやすく、長良川流域の豊かな水にも恵まれていました。
こうした自然環境と職人の技術によって、
美濃和紙は長い年月をかけて発展してきました。


江戸時代には高級障子紙として高く評価され、
「美濃判」という規格も生まれました。

近代には万国博覧会などを通じて海外にも
紹介され、日本の伝統工芸として
広く知られるようになりました。

美濃和紙の中でも、原料や製法を
厳格に守って作られる「本美濃紙」の
手漉き技術は、1969年に国の重要無形
文化財に指定されました。

また、美濃和紙は1985年に国の伝統的工芸品に指定され、
本美濃紙は2014年に「和紙:日本の手漉和紙技術」
の一つとしてユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

美濃和紙の特徴

美濃和紙には、大きく分けて次のような特徴があります。

やわらかく繊細な風合い

手に取ると、和紙ならではのやさしい質感と
あたたかみを感じられます。
光をやわらかく通す美しさも、
美濃和紙の魅力のひとつです。

薄くても丈夫で長く使える

美濃和紙は、薄く軽やかでありながら、
繊維がしっかりと絡み合っているため丈夫です。
古くから障子紙や表具用紙として使われ、
現代では文化財修復の分野でも評価されています。

ムラが少なく美しい仕上がり

紙を漉く際に「縦揺り」と「横揺り」を
組み合わせる、美濃ならではの技法によって、
繊維が均一に絡み合います。
そのため、薄くてもムラが少なく、美しい仕上がりになります。

暮らしの中で楽しむ美濃和紙

美濃和紙は、伝統工芸品でありながら、
日々の暮らしにも取り入れやすい素材です。
便箋や封筒、一筆箋、ぽち袋、レターセット、
御朱印帳、照明、ラッピングなど、
さまざまな形で使われています。


大切な方への贈り物や、季節のお便りとして。
美濃和紙のやさしい手触りと美しい風合いは、
毎日の暮らしに少し特別な時間を届けてくれます。

紙遊がお届けする美濃和紙

紙遊では、美濃和紙を使った文具や雑貨、
季節の商品、ギフトなどを取り揃えています。
1300年以上受け継がれてきた美濃和紙の魅力を、
もっと身近に感じていただけるよう、
一つひとつの商品をお届けしています。


和紙のある暮らしを楽しみながら、
お気に入りの美濃和紙との出会いをぜひお楽しみください。



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参考・出典:
古川紙工株式会社「美濃和紙について」
文化庁「本美濃紙」
外務省「美濃和紙について」
美濃手すき和紙協同組合

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